父太郎のお部屋

サッカー未経験者がうだうだ言ってます。ウェストハムとブラウブリッツメイン!!!

第2節のボーンマス戦から思った、ウェストハムに対する不安

色々、問題が見えてきた。
ただ単に実力で圧されたと思っていたリバプールよりも鮮明に、色濃く、問題が見えてきた。
どうしようもない、問題が。取り返しもつかないような問題が。

 

ペジェグリーニ監督。シティで一時代を築いたのは、わかる。
スペインで、中堅チームを強く美しく仕上げた男だと言うことは、わかる。
だけれど、それが、今季のウェストハムにも当てはまるかは、わからない。

 

最終的に1−2での敗戦。ファビアンスキの好セーブ連発がなければ、点差はもっと広がっていただろう。ボーンマスのPKにならなければいけないはずだった場面の誤審にも助けられた。

 

改善点は見えていた。CL準優勝のリバプールと比べて下位からジリジリと中堅に地位を上げているボーンマスの方がずっとやりやすかっただろう。だが、ビルドアップとバイタルエリア前の守備は目に見えて良くなっていた。

 

問題は、トランジッション勝負。相手に対してカウンターも擬似カウンターも発動できない上、ポゼッションを奪われ守備陣形が整っていないところを突かれる。
プレミアでは、これは危険な傾向だ。展開が早いイギリス各所の猛者にとって、中途半端なボール回しは命取り。

 

ペジェグリーニのやり方は少しばかり時代遅れの気がしてならなくない。戦術の発展が早いこの時代で、ペジェグリーニは流行が行き届いていない中国で2年間を過ごした。
中の中から上の下を目指すためにパスワークに長けているペジェグリーニを呼んだのだろうけれど、「強くなれば強くなるほどポゼッションをする」というイメージはあっていないのでは。ポゼッションを重視をしなくてもCL権を獲得できるのは、RBライプツィヒが証明しているのだから。

 

とにかく、まだ戦術が浸透しきっていないのを信じたい。
正直自分はペジェグリーニのことをあまり知らなくて、シティ時代のことしかわからないから勝手に「ポゼッション志向」という先入観を持っていた。
だけれど、「マラガ時代はハイプレスとパスワークで魅力的なチームを作り上げた」とフォロワーさんに教えていただいた。

 

オフの数週間では仕込めないような戦術を目指しているのだろう。
完全に印象だが、ドン引きロングカウンターとモイーズのマネジメント術を中心に戦っていたチームにとって、ハイプレスカウンターという複雑さを求められるのは新鮮だろう。
プレス開始のタイミングも難しいし、各プレイヤーが場面ごとに配置される場所の判断も実戦しなければなれないだろう。

 

こんな感じで戦術に関しての薄い知識でダラダラと不安を書いてしまいましたが、私はもちろんペジェ将を全面的に信用しています。彼は、ウェストハムを強くしてくれると一点の曇りもなく信じています。たまにパラノイア発動するけれど。
ペジェグリーニさん。次節のアーセナルには勝てなくても、私のこの戯言をただのパラノイアだったと思わせるくらいの成績を切に願っています。